金型とは
工業製品の金属製や樹脂製の部品をプレス加工のような塑性加工や射出成型などにより製造するための型のことであり、模型をさす場合もあります。 多くが金属製であるが例外もあります。
設計
家電業界から自動車業界までの豊富な型設計の経験を生かし、細やかな型図面仕様にも顧客別に柔軟に対応し、完成型具と同時の提供(データもOK)も承ります。
また、CAEを駆使した歩留まり最適化を目指す順送レイアウト、3次元の難形状ブラケットにも果敢に取り組み、最新のNC加工精度とのジャストマッチングをはかっています。
精密プレス金型
全ての金型は組立された後、リンクモーションプレスなどで入念にトライアルが繰り返されます。そして信頼に応えられる金型のみが技術者により、仕上げ・磨き加工を経てユーザーに納入されます。これらの作業の中で大変重要なのが、長年生産に関わってきた熟練技術者です。
当社は鳥取県内で初めて「鳥取県高度熟練技能者認定事業所」の認定を受けるなど、その技術力の高さは広く認められています。
精密射出成型金型
次々とモデルチェンジが繰り返される自動車・家電製品。細部のディテール、表面の仕上がり精度が要求されるプラスチックの外装部品を成型するのが射出成型金型(インジェクション・モールド)です。
金型製作はもちろん、新しく設立したYDテクノとも共同で、製品設計から金型製作・成型までの一貫ラインの構築にも取り組んでいます。
独自商品開発
金型製作を行っていく中で、私たちは様々な可能性について考えています。バーリング加工などは、複雑な金型や工程が必要で、コストもかかります。
当社で開発した「スイング・ダイ・ブリッジ(特許取得済)」は、トータルコストダウンを実現する新しいオリジナル商品です。
YDテクノとの連携
当社は、自動車シート製造メーカーのデルタ工業(広島)と共同で2006年3月、新会社YDテクノを設立しました。ここでは樹脂部品、 樹脂部品成型金型の開発・設計・製造販売までの全てを一貫したシステムとして開発しています。
最新の樹脂部品に関する開発技術・ノウハウを構築、そして3D設計に直結した短納期、低コスト金型の実現を目指します。
1. シート専用樹脂部品に関する開発技術・ノウハウの構築
2. 3D設計に直結した短納期・低コスト金型の実現
3. 製品設計から金型製作・成型までの一貫ラインの構築
トライプレス
自信をもって製作した金型については、その精度を実証するため、 海外での立ち合いTRYも行っています。
当社技術者が現地の担当者とコミュニケーションをとり、ベストな製品が出来るよう技術提供を行っています。